安全・領事・医療情報
子女教育・運転免許など
1 日本人学校,補習校
アゼルバイジャンには日本人学校及び補習校はありません。
2 現地校
アゼルバイジャンの教育制度では6歳から14歳までが義務教育期間です。言語はアゼルバイジャン語の授業が殆どで、一部の学校ではロシア語の授業が行われています。
3 インターナショナルスクール
(1) インターナショナルスクール・オブ・アゼルバイジャン(TISA:The International School of Azerbaijan)
1996年に英国石油(BP)が母体となって設立。カリキュラムはスイス・バカロレラ協会策定に準拠。
http://www.tisa.az/(他のサイトにリンクします)
(2)バクー・インターナショナルスクール (BIS:Baku International School)
同校は英語をベースとした質の高い教育を提供する、私立の非営利機関です。
当地に勤務する外国人の子女が、帰国後も問題なく母国の教育に適応できるよう配慮されています。また、英語による教育を望む当地の子女も受け入れています。
私立非営利学校法人QSI (Quality Schools International)のバクー校として2004年に設立されました。
http://www.qsi.org/azerbaijan/azb/(他のサイトにリンクします)
※ 日本大使館として、上記学校のあっせんを行うというものではありませんので、入学に際しては、皆様それぞれで信頼性や費用等について、事前にご確認ください。
4 教科書の配布について
当館では、管轄地域に居住する日本人義務教育年齢者(小・中学生)のうち、当館に「在留届」を提出済みの長期滞在者で、将来日本に帰国を予定している児童・生徒対して日本の教科書を無償で配布しています。教科書の配布を希望される方は、大使館へお問い合わせ下さい。
小学校用は年2回(概ね4月頃と10月頃)、中学校用は年1回(概ね4月頃)配布します。
【注意事項】
・年度途中に日本を出国されて当国に移り住むお子さんの教科書は、全て(財)海外子女教育振興財団が文部科学省の委託を受けて配布事業を行っています。出国前に同財団に直接お問い合わせ下さい。
・同様に他国から当国、あるいは当国から他国へ異動されるお子さんの場合においても年度当初に教科書の配布を受けているものと見なされますので、新たに配布を受けることはできません。
5 関係先リンク
・諸外国の学校情報 (他のサイトにリンクします)
・文部科学省 海外子女教育・帰国子女教育ホームページ「CLARINET」(他のサイトにリンクします)
・(財)海外子女教育振興財団 (他のサイトにリンクします)
○ 子の親権問題
近年の人的・物的国際交流の進展に伴い、外国に移住し、外国人と国際結婚して家庭を築かれる日本人の方が増加しています。
その一方で、これら国際結婚された方々の一部について,不幸にして結婚生活が破綻してしまった場合に、一方の親が他方の親に無断で子供を国外に連れ出すことが問題となる場合があります。
アゼルバイジャンでは、親権を持つ親であっても、他の親権者や裁判所等からの許可を得ずに、親が日本へ帰国する際等、アゼルバイジャン国外へ子を同行した場合、空港等において犯罪として扱われ逮捕されるおそれがありますので、ご注意下さい。
○ 自動車運転免許証について
アゼルバイジャンは自動車運転免許に関し、ジュネーブ条約締約国ではありませんので十分にご注意下さい。
1 日本の国際運転免許証での運転
アゼルバイジャンに滞在中(観光目的等の一時滞在者を含む)の日本人は、日本の有効な国際運転免許証で、入国日から1か月の間、アゼルバイジャン国内で自動車を運転することができるとの情報に接しております。【免許の種類D(大型バス)及びDE(大型けん引バス)を除く】(アゼルバイジャン共和国「交通規則に関する法律」35項)。ただし、実際のところ、現場警察官が上記事情を把握しておらず、トラブルになる可能性がありますので事前に、アゼルバイジャンでの招へい先機関を通じて、当地での運転に関する手続きをされますようおすすめ致します。
2 アゼルバイジャン運転免許証への切替手続き(筆記試験・実技試験)
有効な日本の運転免許証を所持されている方(外国籍の方含む)で、且つアゼルバイジャンの永住証明書又は移民局よりIDカードを取得している方は、アゼルバイジャンの運転免許証に切替申請を行うことができます。
切替申請は、住所地を管轄する交通警察署に、身分証明書と永住証明書又はIDカード、日本大使館が発行した運転免許証抜粋証明書を提出し、筆記試験・実技試験を受け、合格すればアゼルバイジャンの運転免許証に切替を行うことができます。
詳細につきましては当地交通警察(012-581-9062または902(内線1))へお問い合わせください。
3 アゼルバイジャン運転免許証の新規取得(筆記試験・実技試験)
日本人が、アゼルバイジャン国内で自動車運転免許を取得するためには、筆記試験と実技試験を受けなければなりません。併せて永住証明書又はIDカードと身分証明書、健康診断書の提出と、受験料及び手数料が必要です。
詳細につきましては当地交通警察(012-581-9062または902(内線1))へお問い合わせください。