ODA

令和7年10月3日
 日本は、アゼルバイジャンの独立以来、多様な開発協力ツールを活用し、市場経済化の歩みを一貫して支えてきました。また、草の根・人間の安全保障無償資金協力の枠組みによる地方部を中心とする基礎インフラの整備にも取り組んできました。こうした一連の協力は、日本とアゼルバイジャンの友好・親善関係を支える大きな基盤となっています。
   一方、豊富な天然資源(石油・ガス)の開発・輸出を背景にアゼルバイジャンが飛躍的な経済成長を遂げる中、最近では、外国支援受入れの在り方をめぐる政策の変化や、隣国アルメニアとの和平プロセス進展や欧亜を結ぶ「中央回廊」の結節点というアゼルバイジャンの地政学的重要性の高まりを背景とする開発アジェンダの多様化が進んでいますが、首都バクーと地方との格差是正、非石油・ガス部門の産業多様化と人材育成、旧ソ連時代に整備されたインフラの更新といった課題も引き続き残されています。
   こうした状況を踏まえ、日本は、「持続可能でバランスのとれた経済成長と格差是正に向けた国造り」を対アゼルバイジャン開発協力の基本方針に掲げ、これまで培われた強固な友好・信頼関係を基盤としつつ、同国のさらなる持続的発展を後押ししています。

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    対アゼルバイジャン草の根・人間の安全保障無償資金協力実績
  
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