安全・領事・医療情報
医療情報
観光地はおおむね日本の東北地方の北緯に位置しています。首都バクーでは排気ガスや粉塵など空気汚染が酷く,交通事故も多いので,周囲に十分注意しながら移動するようにしてください。
一見欧州の都市風ですが,レストランでのアメーバ赤痢や食中毒菌の感染例もあるので,腹痛,発熱,下痢の際には必ず病院を受診してください。
英語を介する医師がほとんどいないので,受診の際はアゼル語かロシア語の通訳が必要です。
(1) 交通事故:アゼルバイジャンでは交通ルールはあってなきがごとしの状態で,皆が我先にと運転しています。歩行者は全く優先ではないので,例え舗道上や横断歩道上でも気を緩めないで,周囲の車両に注意してください。
(2) アメーバ赤痢や食中毒:大都市の有名なレストランでも発生例があり注意が必要です。万が一臭ったり,火が通っていないなと思うものは,例えレストランの食事でも手を付けないようにしてください。通常感じたことのない下痢,腹痛,発熱の際はアメーバ赤痢感染や病原性大腸菌,サルモネラ,黄色ブドウ球菌などの食中毒が疑われます。ただちに特別な抗生物質の服用が必要ですので,病院で検便検査を受けて下さい。絶対にひどい症状を我慢しないことです。
(3) A型肝炎,結核,狂犬病,マラリア,クリミアコンゴ出血熱など:アゼルバイジャンには,日本にはない病気もあります。旅行者が注意しなければならないのは食事から移るA型肝炎,咳で感染する結核,蚊で媒介するマラリアなどです。マラリアは大都市部では近年発生例はないものの南東部などの田舎では感染の危険があります。狂犬病も同様で近年の発生例は年間数人ですが,発病すれば必ず死に至るため,念のため病院を受診し暴露後免疫と呼ばれるワクチンを接種しなければならないケースもあります。念のため数多くいる野犬には近づかないことです。クリミアコンゴ出血熱というダニが媒介する病気もありますので,大きな家畜(牛や羊など)にも近づかないで下さい。
湿度が20~30%と乾燥していますので,脱水にならないよう水分を多めに摂取して下さい。ドライスキンに対するスキンケア(クリームなど)も必須です。アゼルバイジャンでは土漠が多く,排気ガスなども相まって粉塵公害がひどいのでマスクや帽子,サングラスなどの準備も必要です。交通事故も多いです。アメーバ赤痢などの食中毒を防ぐために,必ず完全に火の通ったものを食べるようにして下さい。飲用水はボトルウォーターのみとし,生サラダにも十分注意して下さい。こまめにうがいと手洗いをすることも大切です。トイレには紙がないことが多いので事前に準備下さい。
赴任者に必要な予防接種(成人,小児)
成人:A型肝炎,B型肝炎,ポリオ(3回目),狂犬病,破傷風。
小児:BCG,3種混合(DTP)ポリオ(3回)麻疹,風しん,おたふく風邪,A型肝炎,B型肝炎,狂犬病,水痘