日立ハイテク理科教育支援事業(シェキ市化学・生物学専門学校)
当日は在アゼルバイジャン日本国大使館次席竹矢幸弘、Sadig Yusifovシェキ行政府政務・人道行事担当副局長、Bahruz Mehdiyev地方教育事務局長及びElmir Mammadaliyev学校校長が出席しました。

イベントで参加した来賓の方々
授業にはシェキ市化学・生物学専門学校の7年生50名及び教師が参加しました。授業はオンライン形式で実施され、最初にモスクワの日立ハイテクロシアオフィスが「電子顕微鏡を用いて虫の微細構造を調べましょう」というテーマで講義を行い、講義の内容を踏まえて生徒が実際に日立ハイテク本社にある電子顕微鏡をアゼルバイジャンから遠隔操作をしました。

生徒が電子顕微鏡を操作している様子


授業に参加する生徒達 電子顕微鏡での塩の拡大映像
本事業の主な目的は、アゼルバイジャンの生徒の理科への興味・関心を高め、身近な生物等の構造について考えさせ、その楽しさを伝えることに加え、日本の先進的な技術を紹介することです。また、生徒に日本を身近に感じてもらうことで両国の交流がさらに深まり、今後の関係の発展にも大きく貢献することが期待されます。
来賓、教師及び生徒との集合写真
併せて、同学校の6年生の30名程度の生徒向けに折り紙教室を開催しました。大使館スタッフが折り紙の歴史について説明し、和紙や折り紙の動画を見せながら生徒が実際に折り紙を折りました。また、生徒が事前に調べてきた様々な日本事情について意見交換を行い、日本への理解を深めました。
折り紙教室の授業風景 折り紙教室に参加した生徒との集合写真